野外彫刻展―ランブラ・ダ・カタルーニャ通り
2007年 06月 16日
(すみません、今年5月上旬のことです。)
その数、10点余り。バルセロナのある画廊が企画した彫刻展だそう。
立ち止まってじっと見る人あり、脇目も振らず早足で歩いていく人あり。
(ティビダボの教会が左上に。)
これだけの規模の作品を公共の場に並べられる予算があるのって・・・!
本物のアートが、美術館に足を運ばなくとも身近になっていき、なっていくことがすばらしい。初めはなんだこれ、って思いながら見ていても、いつの間にかそばにあるのが普通になる感覚。
ピカソ、ミロ、ガウディなどをはじめとした質の高い作品や建築を目のあたりにし肌で感じる。(そして歴史的にも、地中海文明の、ローマ時代の、イスラム文化、キリスト文化の芸術が基盤となっている。)
お手本が目の前の先生の作品ではなく、街中の身近に目にする物の中にあるなんて!
そして彼らの目指すものは”強烈な個性”!
はっとするデザインやアートが生まれてくるのもさもありなんといったところでしょうか。
by barnaf
| 2007-06-16 08:52
| スペインでのこと